高卒、未経験者が基本情報技術者試験に合格した勉強法

 今日は、基本情報技術者試験に合格したときの勉強法を紹介したいと思います。

結論から言うと、私の勉強期間は約6か月、総勉強時間はおよそ400時間でした。
決して「すごい勉強法」というわけではありませんし、今振り返ると無駄も多かったと思いますが、実体験として書き残しておきます。

1 取得の経緯

私は高卒で、情報分野は完全な初学者でした。
パソコンも、ほとんど触ったことがない状態からのスタートです。

それでもこの資格を取ろうと思った理由は、大きく二つあります。
一つ目は、友人の勧めです。勉強好きな私に対して
「それだけ勉強するなら、情報系の資格を取ってみたら?」
と言われたことがきっかけでした。

二つ目は、統計の資格を取得したあと、「この知識を何かに活かせないか」と考えていた時期に、AIなどの分野で情報技術が使われていることを知り、将来性を感じたからです。仕事でも役立ちそうだと考えました。

令和6年秋に統計検定2級を取得し、
「次は基本情報技術者試験だ」と思い立ったのが、同年12月24日でした。

2 基本知識の習得

最初に購入した参考書は
『一番やさしい基本情報技術者 絶対合格の教科書』 です。

いわゆる「キタミ本」は人気がありますが、私は情報セキュリティと応用情報のキタミ本を読みましたが、正直なところ、少し内容が薄く感じていました。(応用は合格教本を買い直しました。)
そのためこの本を選びましたが、結果的に購入して正解だったと思います。

2週間ほどで一通り読み終えた後は、
基本情報技術者試験.com を使い、過去問を10年分ひたすら解きました。
安定して7割程度取れるようになるまで、だいたい3月頃までかかりました。

ちなみに、寄り道として離散数学の本も読んでいました。
『やさしく学べる離散数学』は非常に読みやすく、目を通しておくのはおすすめです。
基本情報技術者試験では、オートマトンの問題が出た場合に対応できる程度の理解が得られると思います(比重はそれほど高くありませんが)。

3 科目Bの対策

科目Bの対策としては、まず参考書・問題集として
『科目Bの重点科目』 を使い、アルゴリズムの基礎を学びました。

当初は、1か月ほどで合格ラインに到達できるだろうと考えていました。
しかし、科目Bの過去問はCBT方式に移行してから公開数が少なく、掲示板などでも「かなり苦戦した」という声を多く目にし、不安を感じるようになりました。

そこで次に購入したのが、
『アルゴリズム×擬似言語トレーニングブック』 です。

正直なところ、内容はかなり難しく感じましたが、結果的にはこの本のおかげで科目Bに合格できたと思っています。
最終的に、私が科目Bを仕上げるまでには約2か月かかりました。

4 仕上げ

ここまでの勉強を終えた時点で、時期は5月中旬になっていました。
最後の仕上げとして、科目Aを再度 基本情報技術者試験.com を使って復習し、安定して8割取れる状態を目標に勉強しました。

また、試験直前には 情報セキュリティマネジメント の参考書にも目を通しました。
実際の試験で数問出題されたため、結果的には読んでおいて良かったと感じています。

その結果、6月中旬の試験で無事合格することができました。
順位については、ギリギリですが3桁に入ったかな、という手応えでした。

5 まとめ

実際に受験してみて感じたことをまとめます。

まず科目Aについては、過去問道場一択で良いと感じました。
過去問は10年分ほど取り組めば十分だと思います。
さらに万全を期すのであれば、情報セキュリティマネジメント応用情報技術者試験 の内容にも、軽く目を通しておくと安心です。

次に科目Bについては、
『アルゴリズム×擬似言語トレーニングブック』 は取り組んでおいた方が良い一冊だと思います。
難易度は高めですが、科目B対策としては非常に効果的でした。

これから基本情報技術者試験を受験される方、
大変な試験ではありますが、継続して取り組めば必ず力はつきます。
ぜひ頑張ってください。