統計検定2級の練習問題(第2回)です。各問題の選択肢をクリックすると、すぐに正誤と解説が表示されます。全10問を解き終えると、正解率が出ます。
第1問
連続型の確率変数において、すべてのとりうる値の範囲で確率密度関数を積分した値は必ずいくつになるか。
正解:1
全事象の起こる確率は必ず1(100%)になる。グラフの下側の面積の合計が1になるのが確率密度関数のルール。
第2問
「結果が成功か失敗かの2通りしかない試行」を何というか。
正解:ベルヌーイ試行
コインの表裏や合格・不合格など、2値の結果のみを扱う基本単位をベルヌーイ試行と呼ぶ。
第3問
成功確率 p、試行回数 n の二項分布において、分散を表す式はどれか。
正解:np(1−p)
二項分布の期待値は np、分散は np(1−p)。公式として暗記必須。
第4問
標準正規分布(平均0、分散1)において、値が0以下となる確率はいくらか。
正解:0.5
正規分布は平均値を中心に左右対称なので、平均(0)より小さい確率はちょうど半分の0.5(50%)。
第5問
母平均 μ の母集団から抽出した、サイズ n の標本平均の期待値はいくらになるか。
正解:μ
標本平均の期待値は常に母平均と一致する。これを標本平均の不偏性と呼ぶ。
第6問
標本平均の標準偏差(ばらつき)を何と呼ぶか。
正解:標準誤差
標本平均の分布の広がりは「標準誤差(Standard Error)」と呼ばれ、母標準偏差を √n で割った値になる。
第7問
信頼水準を95%から99%に上げたとき、構築される信頼区間の幅はどう変化するか。
正解:広くなる
より確実に(99%の確率で)母数を含めようとすると、その分、区間の幅は広く設定する必要がある。
第8問
「推定量の期待値が母数に等しい」という性質を何というか。
正解:不偏性
偏り(バイアス)がない性質を不偏性と呼ぶ。不偏分散などが代表例。
第9問
標本サイズ n を限りなく大きくすると、標本平均は母平均に収束するという法則を何というか。
正解:大数の法則
サンプルを増やすほど、その平均値は真の値(母平均)に近づいていくという法則。
第10問
手元のデータが得られる確率(尤度)を最大にするように母数を推定する方法を何というか。
正解:最尤法
もっともらしい(尤もらしい)値を推定値として採用する、汎用性の高い推定方法。
