令和8年度の情報処理技術者試験は、これまでと大きく変わります。「試験はいつあるの?」「CBTになるって本当?」「申し込みのルールは?」と、受験を考えている方は気になることが多いはずです。とくに応用情報や高度試験を目指す方にとっては、学習計画に直結する重要な変更です。
しかし、ご安心ください。なぜなら、変更点さえ正しく押さえておけば、あわてず学習を進められるからです。そのため、この記事ではIPA(情報処理推進機構)の公式情報をもとに、令和8年度の情報処理技術者試験の変更点を一つずつ整理します。
具体的には、試験の実施時期、CBT方式への移行、科目名の変更、申込ルールまで、つまずきやすいポイントをまとめて解説します。さらに、これから対策を始める方に向けて、関連する学習記事も紹介します。
この記事でわかること
- 令和8年度の情報処理技術者試験の実施時期(前期・後期)
- CBT方式への移行と、その影響
- 科目A/Bへの名称変更と申込ルール
- これから対策を始める人向けの学習ポイント
※本記事の内容は2026年6月時点のIPA公表情報にもとづく「予定」です。試験実施期間や申込受付期間などの詳細は今後変更される可能性があります。最新情報は必ずIPA公式サイトをご確認ください。
結論|令和8年度の情報処理技術者試験はいつ実施される?
まず結論からお伝えします。令和8年度の情報処理技術者試験は、従来の春期・秋期から、前期・後期へと時期が変わります。下の早見表で全体像をつかんでください。
| 区分 | 実施時期(予定) | 従来の呼び方 |
|---|---|---|
| 前期試験 | 2026年11月頃 | 春期試験に相当 |
| 後期試験 | 2027年2月頃 | 秋期試験に相当 |
つまり、令和8年度の情報処理技術者試験は、CBT化に伴って実施時期が後ろにずれる形です。ただし、申込受付の開始時期はまだ公表されていません。それでは、具体的な変更点を順に見ていきましょう。
令和8年度の情報処理技術者試験の実施区分と時期
まず、実施区分と時期を確認します。IPAの発表によると、令和8年度の情報処理技術者試験は次のように実施される予定です。
前期試験(2026年11月頃)
従来の春期試験で実施していた試験区分が、前期試験として2026年11月頃に実施される予定です。つまり、これまで4月に行われていた試験が、11月にずれる形になります。そのため、春の受験を考えていた方は、学習スケジュールの見直しが必要です。
後期試験(2027年2月頃)
一方、従来の秋期試験で実施していた試験区分は、後期試験として2027年2月頃に実施される予定です。なお、いずれの試験も一定期間内に複数日で実施される見込みです。したがって、受験者は期間中の都合のよい日時を選べるようになります。
ポイント:申込受付の開始時期は、2026年6月時点ではまだ公表されていません。従来のペーパー方式では、4月試験に対して1月に申込開始でした。この例にならうと、11月試験なら8月頃に申込開始となる可能性がありますが、あくまで推測です。正式な日程はIPAの案内を待ちましょう。
令和8年度の情報処理技術者試験で対象となる試験区分
次に、今回CBT方式へ移行する試験区分を確認します。令和8年度の情報処理技術者試験では、次の区分が対象です。
- 応用情報技術者試験(AP)
- ITストラテジスト試験(ST)
- システムアーキテクト試験(SA)
- ネットワークスペシャリスト試験(NW)
- ITサービスマネージャ試験(SM)
- 情報処理安全確保支援士試験(SC)など
なお、ITパスポート試験・情報セキュリティマネジメント試験・基本情報技術者試験は、すでに通年でCBT方式が実施されているため、今回の変更の対象外です。これらは年間を通じて随時受験できます。
令和8年度の情報処理技術者試験はCBT方式に移行
令和8年度の情報処理技術者試験における最大の変更点が、このCBT方式への移行です。CBTとは、会場に設置されたパソコンを使って受験する方式のことです。
CBT方式の主な特徴
- 会場に設置されたPCを使用して受験する
- 試験は一定期間内に複数日で実施される
- 会場ごとに試験の時間帯が異なる
- 受験者は各会場の予約枠から選択できる
したがって、従来の「全国一斉に同じ日に受験する」形から、「期間内に都合のよい日を選んで受験する」形へと変わります。これは受験者にとって、日程の自由度が上がる大きなメリットです。ただし、CBT化に伴い試験問題は持ち帰れなくなる見込みです。
試験内容そのものは変わらない:方式はCBTに変わりますが、出題範囲・出題形式(多肢選択式・記述式・論述式)・出題数・試験時間に変更はないとされています。つまり、これまでの学習方法はそのまま有効です。
令和8年度の情報処理技術者試験の科目名と申込ルール
さらに、CBT化に伴って科目名と申込ルールも変わります。ここは混乱しやすいポイントなので、丁寧に確認しておきましょう。
科目名の変更(午前・午後 → 科目A・科目B)
これまでの「午前試験」は「科目A試験」に、「午後試験」は「科目B試験」に名称が変わります。また、午前Ⅰ・午前Ⅱはそれぞれ科目A-1・科目A-2に、午後Ⅰ・午後Ⅱは科目B-1・科目B-2に変わる予定です。なお、名称が変わっても、従来の免除制度はそのまま継続されます。
申込ルールの変更(併願ができない見込み)
申込ルールにも注意が必要です。具体的には、前期・後期それぞれで申込は1回のみとなる予定です。つまり、同一期間内に複数区分を申し込むことはできず、同一区分を複数回受験することもできません。したがって、これまでのような併願戦略は取りにくくなる見込みです。だからこそ、どの区分を受けるかを早めに決めておくことが大切です。
なお、科目A群と科目B群は実施期間を分けて実施される予定ですが、申込時には両方を同時に予約する形になる見込みです。
令和8年度の情報処理技術者試験に向けた学習のポイント
最後に、令和8年度の情報処理技術者試験に向けて、どう対策すればよいかを整理します。変更点は多いものの、やるべきことの本質は変わりません。
- 出題範囲は変わらないので、従来どおりの知識のインプットが有効
- PC画面で解答する練習を取り入れておくと安心
- 受ける区分を早めに決める(併願しにくいため本命を明確に)
- 申込開始の通知はIPAのメールニュースで受け取るのが確実
とくに基礎固めは、早めに始めるほど有利です。基本情報レベルの用語をしっかり押さえておくと、応用情報や高度試験の学習がスムーズになります。下の関連記事もあわせて活用してください。
📄 関連記事:基本情報技術者試験 ネットワーク用語集(検索できる一覧)
令和8年度の情報処理技術者試験に関するよくある質問
Q. 令和8年度の情報処理技術者試験はいつですか?
前期試験が2026年11月頃、後期試験が2027年2月頃の予定です。ただし、申込受付の開始時期や具体的な実施日は、2026年6月時点ではまだ公表されていません。正式な日程はIPAの案内を確認してください。
Q. CBT化で試験は難しくなりますか?
難しくなる予定はありません。出題範囲・出題数・試験時間・出題形式に変更はないとされています。そのため、これまでの学習方法をそのまま続けて問題ありません。ただし、PC画面で解答する操作には慣れておくとよいでしょう。
Q. 前期と後期の両方を受験できますか?
前期・後期それぞれで申込は1回のみの予定です。同一期間内に複数区分を申し込むことはできない見込みのため、併願戦略は取りにくくなります。したがって、受験する区分は早めに決めておきましょう。
まとめ|令和8年度の情報処理技術者試験は変更点を押さえて備えよう
令和8年度の情報処理技術者試験まとめ
- 前期=2026年11月頃、後期=2027年2月頃(予定)
- 応用情報・高度試験・支援士がCBT方式に移行
- 午前・午後 → 科目A・科目Bに名称変更
- 前期・後期それぞれ申込1回のみ(併願しにくい)
- 出題範囲・試験時間は変わらず、従来の対策が有効
最後に改めてお伝えします。令和8年度の情報処理技術者試験は、CBT化に伴って時期や申込ルールが変わりますが、試験内容そのものは変わりません。そのため、変更点を正しく理解したうえで、早めに学習を始めることが合格への近道です。なお、申込開始などの最新情報は、IPA公式サイト(令和8年度試験情報)で必ず確認してください。
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令和8年度の変更点が分かったら、さらに先の制度改正や、具体的な対策にも目を向けておくと安心です。
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※本記事の試験日程・制度内容は2026年6月時点のIPA公表情報にもとづく「予定」であり、今後変更される可能性があります。受験の際は必ずIPA公式サイトで最新情報をご確認ください。


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