【書評】セキュリティ技術の教科書 第4版
情報処理安全確保支援士を目指す方に最適な一冊
暗号技術だけじゃない―ネットワーク・システム視点で学ぶセキュリティの全体像
Book Info
セキュリティ技術の教科書 第4版(アイテック)
- 対象レベル
- 共通キャリア・フレームワーク レベル2
- おすすめ用途
- 情報処理安全確保支援士 受験対策
購入の経緯
情報処理安全確保支援士の受験に向けて、評価が高かったため購入しました。過去には『暗号技術入門』と『暗号と認証』を読了しており、基本情報技術者試験にも合格済みです。これまでIT系の書籍を数十冊読み漁ってきました。
本書の構成
本書はまず前提知識の説明から始まり、各種脅威の紹介、暗号技術、対策へと順を追って展開され、さまざまなセキュリティ分野が網羅されています。最後には開発・運用・マネジメントについても紹介されています。
読んでみての感想
セキュリティ関連の本ということで、暗号化について詳細に解説されているものと思っていました。しかし本書の主眼はそこではなく、セキュリティ対策の観点からネットワークやシステムの構成を解説することにあります。もちろん暗号についても触れられていますが、内容の深さがちょうどよく、図も多用されていてわかりやすい点が好印象でした。
以前読んだ『暗号技術入門』は暗号の仕組みの説明が難解で行き詰まることもありましたが、本書はそのような難しさがなく、非常に読みやすいです。
また、随所にQ&Aが設けられており、疑問点をその場で解消できる構成も助かりました。内容も「なるほど」と思える的を射たものが多く、読んでいて楽しかったです。
著者は本書の対象読者として共通キャリア・フレームワーク レベル2を想定しているとのことですが、まさにその通りだと感じました。多くの方に推薦されている理由も納得できます。
あわせて読みたい3冊
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総評
基本情報技術者試験の学習中にも役立つ内容でしたが、むしろ最初に読んでおけばよかったと思うほどです。セキュリティはあらゆるIT系試験に共通して出題される分野なので、早い段階で押さえておくことをおすすめします。


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