この基本情報技術者 用語集(データベース・後編2-A)では、インデックス・性能チューニング・セキュリティ運用をまとめています。とくにインデックス設計と性能チューニングは基本情報技術者試験で頻出です。
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運用・性能 ― 基本情報技術者 用語集
DBの運用と性能は、システム稼働後の重要なテーマです。とくに、インデックスの設計や性能チューニングは基本情報技術者試験で頻出です。また、セキュリティ対策も合わせて押さえておきましょう。
インデックス
まず、インデックスの基本を確認します。たとえば、B木インデックスは最も広く使われる方式です。さらに、インデックスの設計はDBの性能を大きく左右します。
- インデックス(索引)
- 検索を高速化するために作成するデータ構造。本の索引のような役割。 例:100万行から特定の社員を瞬時に検索
- B木インデックス
- 木構造を使った代表的なインデックス方式。範囲検索にも強い。 例:多くのRDBMSのデフォルトインデックス方式
- B+木インデックス
- B木の改良版。葉ノード同士がリンクされ、範囲検索が高速。 例:MySQLのInnoDBで採用
- ハッシュインデックス
- ハッシュ関数を使って高速に検索するインデックス方式。等価検索に強い。 例:「id = 100」のような完全一致検索が瞬時
- ユニークインデックス
- 値の重複を許さないインデックス。主キーに自動付与される。 例:メールアドレス列の重複防止と検索高速化を兼ねる
- 複合インデックス
- 複数の列を組み合わせたインデックス。 例:(部署, 入社日) の組合せで検索を高速化
- クラスタ化インデックス
- 表データそのものをインデックス順に物理配置する方式。1表に1つだけ。 例:SQL Serverの主キーは標準でクラスタ化インデックス
性能チューニング
次に、性能チューニングの手法を見ていきます。たとえば、実行計画の確認はチューニングの第一歩です。また、適切なインデックス設計や統計情報の更新も効果的です。
- 実行計画(クエリプラン)
- SQL文をどのように実行するかDBMSが決めた手順。
例:
EXPLAINコマンドで実行計画を表示 - オプティマイザ
- SQL文の最適な実行計画を選択するDBMSの機能。 例:複数の結合方法から最も低コストな方法を選ぶ
- フルテーブルスキャン
- 表の全行を読み取る処理。インデックスを使わない検索。 例:インデックスのない列での検索で発生
- クエリチューニング
- SQLの実行速度を改善する作業。 例:インデックス追加、SQL書き換え、統計情報更新
- 統計情報
- 表やインデックスのデータ分布情報。オプティマイザが活用する。 例:行数や値の分布の統計を更新して最適な計画を選択
セキュリティ・運用
続いて、DBのセキュリティと運用を確認します。たとえば、アクセス制御は不正利用を防ぐ基本対策です。さらに、バックアップとリストアの設計も基本情報技術者試験で頻出です。
- アクセス制御
- ユーザごとに参照・更新・削除などの権限を管理する仕組み。 例:経理部だけが給与表を更新可能
- 監査ログ
- 誰がいつ何をしたかを記録するログ。内部統制やコンプライアンスに必要。 例:個人情報テーブルへのアクセス履歴を保存
- 暗号化(DB)
- 保存データや通信データを暗号化してセキュリティを高める。 例:TDE(透過的データ暗号化)でディスク上のデータを保護
- SQLインジェクション
- 不正なSQLを注入して情報を盗む攻撃。プレースホルダで対策。
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試験の詳細や最新情報はIPA公式サイト(基本情報技術者試験)をご確認ください。
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